タイヤガイド

タイヤ基礎知識 タイヤの製造工程とタイヤの基本知識を紹介します
タイヤの役割 タイヤの構造 製造工程
タイヤの役割 車には数多くの部品が使われていますが、静止状態でも走行状態でも、路面に接しているのはタイヤだけです。タイヤは、車の重量を支えるだけでなく、エンジンやブレーキのパワーを路面に伝えるなど、いろいろな役割を果たしています。
車重を支える
人間や貨物を載せた重い荷重を支えながら、高速回転を続けます。タイヤ内部に充てんされた空気が、重いものを支える上で重要なはたらきをします。
駆動力・制動力を伝える
エンジンやブレーキのパワーを速やかに路面に伝えて、進んだり止まったりします。車が走ったり止まったりする機能を支えるのは、タイヤのトレッド部と路面との間に生じる摩擦力です。
路面からの衝撃をやわらげる
ひどいでこぼこ道などから受ける衝撃が、できるだけ車内に伝わらないようにします。タイヤ内部に充てんされた空気が一種のバネとなって、衝撃をやわらげます。
方向を転換・維持する
直進を維持したり、鋭くコーナリングしたり、車の進む方向をリードします。方向の転換・維持をつかさどるのも、トレッド部と路面との間に生じる摩擦力です。