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NEXEN TIRE News
Title フィンランドに冬用タイヤ・テストセンターを開設 冬用タイヤの開発能力を増強 Date2026-02-20

- 専用の認証試験環境を確保し、欧州ウィンタータイヤ規制に自社施設およびテストトラックのみで対応可能に

- 雪上・氷上試験とバーチャルシミュレーション技術を連携し、開発スピードと性能の完成度を向上


(SEOUL,South Korea,Feb 13, 2026)

グローバルタイヤメーカーのNEXEN TIREは、フィンランド・イヴァロにウィンタータイヤおよびオールウェザータイヤ専用の試験施設「Purple Snow Ivalo Center」(パープルスノー・イヴァロセンター)を正式に開設したと発表しました。

開所式には、同社CTO(最高技術責任者)Jong Myung KIMをはじめ、欧州の自動車メディア関係者が出席。来場者はウィンタータイヤの試乗プログラムに参加するとともに、Union Technique de l'Automobile, du Motocycle et du Cycle(UTAC)の屋内外テスト施設を視察し、同センターの先進的な試験能力を体験しました。

NEXEN TIREはウィンタータイヤ開発力の強化に向け、冬季路面の表面特性を研究する専用ラボを含む社内研究施設を整備しました。さらに、勾配やカーブ条件の異なるスノーハンドリングコースや大規模フラットトラックを備えた新設プルービンググラウンドを長期リース契約により確保しました。

このテストセンターは、北欧フィンランド・イヴァロの北極圏近くに位置するUTACのプルービンググラウンド内に設置されています。UTACは欧州最大級の自動車試験機関であり、極寒の冬季路面環境を再現可能な包括的な屋内・屋外試験インフラを運営しています。

NEXEN TIREは本センターの運営を通じて、売上の40%以上を占める重要市場である欧州における競争力をさらに強化する方針です。ドイツ、イタリア、チェコ、スウェーデンなど欧州主要国では、冬季に「スリーピークマウンテンスノーフレーク(3PMSF)」マーク付きの認証ウィンタータイヤの装着が義務化されており、ウィンタータイヤ開発力の重要性が一層高まっています。

特に同社は、北欧など極寒地域の凍結路面に対応するスタッドタイヤの耐久性評価専用テストトラックを確保しました。これにより、欧州市場におけるウィンタータイヤ需要の拡大に、より戦略的に対応できる体制を整えました。

また本センターは、NEXEN TIREのバーチャル開発プロセスと実車試験を結ぶ拠点としても機能します。同社は昨年、韓国自動車業界初となるハイ・ダイナミック・ドライビングシミュレーターを導入しており、その性能予測を雪上走行試験で即時にクロスバリデーション(相互検証)できる環境を構築しました。

この取り組みにより、AIを活用したバーチャル開発技術をさらに高度化するとともに、OE(新車装着)プロジェクトへの参画機会の創出や、高性能タイヤ開発基盤の強化を目指します。

今回のテストセンター開設は、同社のウィンタータイヤ市場への多面的な取り組みの一環です。製品面では、昨年欧州市場で「WINGUARD Sport 3」を発売したほか、冬季要件を満たすオールウェザータイヤ「N’BLUE 4Season 2」の販売サイズラインナップを拡充しています。

NEXEN TIREのCEO ジョン・ボスコ (キム・ヒョンソク)は次のようにコメントしています。

「本テストセンターは、長い冬季を有する北欧という理想的な立地と、試験分野のリーディングスペシャリストの運営ノウハウを融合させた拠点です。ウィンターおよびオールウェザータイヤの研究開発力を高める中核ハブとなるでしょう。この基盤をもとに、欧州およびグローバル市場の要求に応じた試験・研究体制をさらに強化し、競争力を一層高めてまいります。」


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