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- 第3四半期の売上高は前年同期比2.3％増の7,085億KRW

(SEOUL,South Korea,Oct 31, 2024)

グローバルタイヤメーカー・NEXEN TIRE社は、売上高7,085億KRW、営業利益523億KRWとなる第3四半期（24年4-6月期）決算を発表しました。前年同期比+2.3%の増収となり、2四半期連続で7,000億KRW台を超え、継続的な成長を続けています。

第3四半期の増収は主にヨーロッパ市場での販売増によるもので、前年同期比 11.9%増となりました。ヨーロッパ市販用（RE）タイヤ市場では、2024. 2Qと2024. 3Qのピークシーズンに冬用タイヤの販売が順調に推移しました。ヨーロッパ市場の減速にもかかわらず、プレミアム自動車メーカーの採用が増え、マンチェスター・シティとのパートナーシップによるマーケティング活動によるブランド認知度の向上により、新車装着用（OE）タイヤの供給も安定的に推移しました。

2024年初めに操業を開始したヨーロッパ第2工場の拡張は、来年にはその効果を発揮する見込みです。同工場は 2025年末までのフル稼働を目標に増強を続けています。

18インチ以上のタイヤなど高付加価値商品の売上比率は35.9％で、前年同期から3.9ポイント上昇しました。この成功は、SUVやプレミアムカーの需要増に対応するためのNEXE TIRE社の効果的な戦略を示すものです。NEXEN TIRE社は18インチ以上の製品の生産に力を入れており、ヨーロッパ第2工場はその生産を支える重要な役割を果たしていきます。

NEXEN TIRE社は第3四半期決算発表の中で、OEタイヤ供給、研究開発、品質競争力の進捗についても説明した。第3四半期には、キア・EV3、ルノーコリア・グランドコレオスなど7車種への新車装着用タイヤ供給を開始し、グローバルで118車種となりました。

研究開発では、AI（人工知能）とVR（仮想現実）技術を活用し、タイヤ開発のDX (デジタルトランスフォーメーション)を加速させています。またXAI（eXplainable AI）を通じて、仮想タイヤモデリングとAIベースの性能予測システムを確立しました。さらに、最近導入された韓国国内おいて業界初となるハイダイナミックドライビングシミュレータは、バーチャル開発プロセスを高めることが期待されています。また、AIを活用した自動製品検査システムを導入し、タイヤ生産の精度を高め、品質競争力を強化しています。これらの最先端技術は、世界の自動車メーカーとのパートナーシップをさらに強固なものにするでしょう。

 NEXEN TIRE社 トラビス・カン グローバルCEOは、「2四半期連続で7,000億KRW以上の収益を達成したことで、安定した成長基盤を築くことができました。市場の期待に応えるため ヨーロッパ第2工場の増産を継続し、一貫した研究開発投資を続けていく計画です。」とコメントしました。