Title ネクセンタイヤ 2024年 第2四半期は過去最高の売上高を記録 | Date2024-08-06 |
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- 不利な市場環境にもかかわらず、ミックス改善により第 2 四半期は増収増益を達成 (SEOUL,South Korea,Jul 31, 2024) ネクセンタイヤ(CEO トラビス·カン)は、第2 四半期(2024年4-6月期)の売上高が 7,638億KRW、営業利益 629億KRW となったと発表しました。これは 前年同期比で 売上高 +10.5%、営業利益+69.5%増加したことになります。 ネクセンタイヤ 2024年 第2 四半期の成長は、販売数量の増加とプロダクトミックスの改善に牽引されました。全ての地域で前年同期比で増収となり、特に欧州では冬用タイヤのピークシーズン前のプレオーダーをもとに販売数量が増加しました。OE(新車装着用)タイヤの供給拡大も第1四半期から継続しています。 営業利益は、2024年第1四半期から安定してきたヨーロッパ工場 2ndフェーズの立上げ、高インチ製品の販売増、原材料や輸送費などの戦略的コスト管理が影響しました。 下期はヨーロッパ工場の拡張効果が本格化する見込み。今年初めに稼働を開始した欧州工場 2nd フェーズでは、稼働率の向上と高インチ製品の生産拡大が見込まれ、ネクセンタイヤの継続的な成長を牽引します。 ただしゴムなど原材料費の大きな変動や 紅海危機による輸送費高騰が2024年下期の業績に影響する見通しです。 新しく拡張されたヨーロッパ工場は、最先端のオートメーション設備を特徴とし、世界で最も先進的なタイヤ製造工場の一つとして認められている。ロジスティクスの自動化とリアルタイムの統合制御、すべての工程に適用される生産情報のデジタル化により、生産効率が向上しています。また、この工場は火災の危険や悪臭を防止する設備を備え、安全で環境に優しい工場を目指しています。 2016年以降、欧州自動車メーカーへのOE(新車装着用)タイヤ供給を拡大しておりフォルクスワーゲン、ステランティスはもちろん、ポルシェ、メルセデスベンツ、BMW、アウディなどプレミアムブランドの車両にもネクセンタイヤが装着されています。前四半期には、商業的に成功を収めた百度(Baidu)のロボットタクシー「Apollo RT6」へのOE供給を開始しました。さらに Jeep、Dodgeを含む様々な自動車メーカーと電動化協業を進め、新たに開発されるEVにOEタイヤを供給する予定です。 今後もネクセンタイヤは、プレミアムカーメーカーへのOEタイヤ供給を拡大することで、世界的なブランド認知度を高め、安定した補修用タイヤ(RE)需要の確保を通じて質的・量的な成長を目指しています。 一方では ネクセンタイヤはESG経営にも取り組んでおり、5月には世界的なESG評価機関であるEcoVadisから上位3%に入る「ゴールドメダル」の評価を受けました。 ネクセンタイヤの担当者は、「グローバルの様々な顧客の期待に応え、製品の品質と技術力を高めるための継続的な努力が実を結んできています。今後も、より多くの顧客にプレミアムな製品体験を提供できるよう努力していきます。」とコメントしました。 |