ニュース

NEXEN TIRE News
Title GR 86/BRZ Race 2021 プロフェッショナルシリーズ 第2戦 Date2021-05-17

#293  NEXEN Racing (ドライバー:岡本大地)  決勝 5位、ポイントを獲得!
 
 
岡本大地 選手によるレースレポート
 
練習走行
木曜日からコースインをしたNEXEN Racingは走り始めから順調に走行を重ねることができた。様々なテストメニューをこなし、特に占有走行枠では序盤はドライ路面、終盤はウェット路面という2つのコンディションでの走行ができ、貴重なウェット走行でのタイヤ評価を行うことができた。特筆する点は、表面グリップを発揮させるための内圧設定を発見することができたかもしれないという点。第1戦のもてぎ大会のウェットレースでは他メーカータイヤ装着車に大きく遅れていたが、今回の占有走行での発見によってライバル勢との差が少し緩和されていたように感じる。
 
予選
土曜日の予選では予選時間内のギリギリまでピットロードにステイして、ロングストレートが存在する富士スピードウェイでのスリップストリームを狙って、ターゲット選手のピットアウトに合わせてコースインをした。アタックラップでは、スリップストリームを狙っていたものの、うまく距離感を合わせられずに恩恵をうけることができないラップとなった。予選順位  16位。シングルグリッド目標には及ばなかったものの、トップ10圏内までは、約0.1秒という激戦だった。そしてその激戦区に混ざることができたという点は大きな進歩だったと感じる。
 
決勝
決勝は、ライバル勢と比べてロングランのペースが悪くないということが事前の練習走行で分かっていたので、10周のレースの終盤にかけて、前のクルマにプレッシャーをかけていけると予想していた。それに加えて、ライバル製と比べてストレートにアドバンテージがあったため、長いストレートがある富士ではこれを武器に戦うことができた。レーススタート後、すぐに1台をパスしてからは、想像よりもレース序盤のペースがよくて、ライバル勢とほぼ同じペースでバトルをすることができた。前方でも後方でも常に激しいバトルが繰り広げられ、ちょっとしたタイミングと立ち回りによって大きく順位を上げたり下げたりという非常にハイリスクなレース展開となりましたが、NEXEN Racingは幸運にもラップを重ねるたびに順位を上げることができた。やはりロングランのレースは非常に良くて、最終ラップまで順位を上げ続ける追い上げのレースを行うことができた。最終的には6位でフィニッシュ。前方車両の失格があり、リザルト上では5位にて正式結果が出されることとなった。
 
 
Race Result 決勝出走 30台   /   完走 28台
 
Pos
No.
Driver
Tires
Car
Time
1
10
菅波 冬悟
DUNLOP
OTG TN滋賀 86
21'09.038
2
98
近藤 翼
BRIDGESTONE
神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R
21'16.093
3
31
青木 孝行
BRIDGESTONE
ケーエムエス フェニックス86
21'17.779
4
160
吉田 広樹
BRIDGESTONE
埼玉トヨペットGB 86 BS
21'18.806
5
293
岡本 大地
NEXEN
N Fera Sports 86
21'21.952
6
80
宮田 莉朋
DUNLOP
OTG DL 86
21'22.734
7
60
服部 尚貴
DUNLOP
OTG DL 86
21'23.172
8
11
脇坂 寿一
BRIDGESTONE
Owltech 86
21'23.614
9
988
井口 卓人
BRIDGESTONE
RECARO BRZ BS T
21'24.740
10
34
佐々木 雅弘
BRIDGESTONE
小倉クラッチ REVO86BS
21'24.812


Go to List